凡庸共和国
「そこには人間の感覚への媚といったものが微塵も見られない。こうした虚飾らしさのまったくない素面とでも呼べるような空間のなかにいると、いささか唐突かもしれないが、日本の数寄屋建築や廃墟の空間との類似を秘かに連想してしまうのだ。そこれは意識のまなざしが、簡素な材料の表面を追いながら原型的なイメージを模倣し、再生産し、やがてまなざしは意識の領域を越え、イメージとなって幾重にも現れてくるのである。」(藤井博己「アルド・ロッシと建築」)
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